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バロネス　大型芝刈り機の排気から白い煙が大量に吐き出されるとのことでエンジン修理を承りました。

さっそく基幹部分をのぞいてみます。

カバー類とエンジン周辺の配線、配管類を取り外していきます。

エンジンを取り出します。

ヘッドカバーを取り外します。
プッシュロッド、ロッカーアームとバルブです。

シリンダーヘッドを取り外した状態です。

シリンダーヘッドからバルブを取り外していきます。

噴射ノズルも取り外し、クリーニングしていきます。

分解したシリンダーヘッドは、古いガスケット類を除去し、高圧洗浄でクリーニングしていきます。

ピストンを取り出したものです。
今回の白煙の原因として、3番ピストンのピストンリングの粉砕が影響していたと思われます。
幸いに、シリンダーとのカジリや焼き付きが無かったので、ピストンリングの交換で対応します。

新しいピストンリングを組み付けます。

ピストンを一つずつシリンダーに組み付けていきます。

バルブの傘の部分についたカーボンを除去します。

バルブステムシールを新品交換し、バルブを組み付けていきます。

新品のヘッドガスケットをセットし、シリンダーヘッドを組み付けます。

バルブクリアランスを調整します。

これでエンジンの組み付けは完了です。

エンジンを元に戻し作業は完了です。
これからの季節　伸び盛る草を元気に刈り取って頂けると良いですね。

ありがとうございました。